コミュニケーション改善の秘訣~その48~

こんにちは!離婚&夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
これを読んでくれているあなたは普段素直に感情を表現していますか?
素直に表現できない人はまずは、心と体を一致させましょう^^
悲しい時は泣く、嬉しい時は喜ぶ、心の声と同じ身体の表現をするようにしましょう^^

さて、このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。

読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。

様々な感情を最も素直に表現できるのは赤ちゃんです。この世に生まれた時は、自分の感情をとても素直に表現してきました。しかし、年齢を重ねていくうちに、いつの間にか自分の中で「表現してよい感情」と「表現してはいけない感情」を区別するようになり、そのうち「表現しやすい感情(表現できる感情)」と「表現しにくい感情(表現できない感情)」が出来上がってきます。
例えば、一般的に男性は、さみしい、悲しいといった感情を表現するのは苦手ですが、怒りは比較的に容易に表現します。一方で女性は、男性より怒りを表現するのは苦手ですが、人前で泣いたり
さみしさや悲しさを表現することは、さほど抵抗はないでしょう。男女の違いは世代によってかなり違いもあり、若い世代になるほど、男女の感情表現の違いは小さくなっているように思われます。
いずれにせよ、このような感情表現の傾向は幼い時からの親のしつけや学校教育、文化、マスメディアなどの影響によって、知らず知らずのうちに身に着けてきます。
そして、それらの傾向によって感情表現がうまく出来ないことに悩まされたり、自分の感情表現の問題には気づかずにパートナーとの関係に悩まされることになります。
したがって、自分が表現しにくい、あるいは表現できない感情は何か、それによってアサ―ティブな自己表現が妨げられていないか、一度振り返ってみる事が大切でしょう。
また、表現しやすい感情や表現できている感情もそれがアサーティブな表現になっているか、それとも攻撃的になったり、非主張的になったりしていないか、チェックしてみる事も必要でしょう。
二人の間で葛藤や問題が生じた時、それが小さいものであれ、大きいものであれ、お互いに対する愛情や情熱だけでは乗り越えるのは困難です。ましてや、お金さえあれば夫婦は幸せに暮らしていけるというような単純なものでもありません。
大切な事はよく自分のことを理解できていること、パートナーの事も理解できていること、
そして、最も大切な事は建設的なコミュニケーションが出来ることが重要です。
アサーションを通して自分とパートナーの関係を見つめ直し、より親密なコミュニケーションが出来るようになりましたら、佐藤はこれほどうれしいことはありません^^