コミュニケーション改善の秘訣~その40~

こんにちは!離婚&夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
聴くことを妨げている原因10個いかがでしたか?コミュニケーションにおいては、自分の気持ちや考えや欲求を相手に伝えることが大事なのは言うまでもありませんが、それと同じくらい相手の気持ちや考えや欲求を理解し、受け止めることも必要です。それがきくということですね^^

このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。

読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。

今日は10個まとめてみましょう^^

聴くことを妨げている要因
1:「聴くこと」に対する誤解
2:自分に自信がありすぎる
3:問題解決志向が強すぎる
4:パートナーとの違いを受け入れられない人
5:論理に偏りすぎている
6:感情に偏りすぎている
7:話を聴いてほしい気持ちが強すぎる
8:パートナーは話さない人と決めつけている
9:特定の感情に対する不安と恐れ
10:疲れている・忙しい

ここまで述べてきたようにパートナーの話を聴くことは、誰にとっても決して容易な事ではありません。
しかし、普段多くの人が何気なく使っている言葉の中に聴くことを妨げていることにつながるものがいくつかあります。
まず、「どうして~?」「なんで~?」というような疑問形です。これらの言葉はパートナーを理解したいという気持ちが根底にある場合もありますが、口調や声の大きさ、視線などによっては、非常に攻撃的になる可能性があります。訊かれたパートナーの方は、責められたとか怒られたという感じがして、もともと話したいことがあっても話したく無くなったり、攻撃から身を守るために反撃したりしがちです。ですので
「~について教えてほしい」「~について知りたい」と落ち着いて伝えることが大切です。
また、「いつも」とか「絶対」という断定的な言い方も気を付けた方がいいでしょう。このような言葉を使いたくなる時は、大抵の場合、パートナーの言動に腹を立てている時です。「また~した」「また~された」と感じており、自分はとても傷つけられたと感じています。
「また~した」「また~された」と言われるとパートナーとしては
「いつもじゃないし」など言い訳や自己弁護をしたくなります。いずれにせよ、建設的な話し合いをすることにはつながりません。そして、
「どうせ」という投げやりな言葉も、パートナーの話を聴く態度を妨げるばかりか、むしろ「聴きたくない」という
事を伝えるだけにとどまってしまい、パートナーとしては、何を求められているのかわからず、拒絶された感じだけが残ってしまいます。
多くの人にとっては、ふと口をついて出てしまうような何気ない言葉に気を付けた方がいいでしょう^^

次回はパートナーの話をどう聴くかということについて書きますね^^
夫婦の葛藤や問題を解決するには、何よりも二人のコミュニケーションが重要です。そこで大切になるのが「自分の相手も大切にする自己表現」なのです。アサーティブな自己表現を通して、自分とパートナーの関係を見つめ直し、より親密なコミュニケーションが出来るようになり、夫婦の問題や葛藤に向き合い取り組む気持ちが持てるようになりましたら佐藤は嬉しく思います^^