夫婦間における悪循環の秘密~その3~

こんにちは!離婚&夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
さて、今日もカップルダンスについて、学びましょう。
カップルダンスとは何でしたか?覚えられましたか?
答えは葛藤や問題を解決しようと頑張っているにもかかわらず
同じような悪循環が繰り返されていることでしたね。
(9/17夫婦間の悪循環の秘密~その1~参照)

さて、このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。

読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。

2つ目のダンスは距離を取るダンスです。
1つ目の衝突のダンス
(9/18夫婦間における悪循環の秘密~その2~参照)
とは対照的で、二人が問題や課題に直面すると、自分の気持ちや考えを率直に
パートナーに伝えないで自分の心の中にしまい込みます。そして、パートナーとは
表面的な会話だけするようになったり、なるべく一緒にいる時間を減らして、物理的にも
距離を取ろうとします。
心の奥底ではお互いにパートナーに対して不満や怒りを感じていたり、パートナーが自分のことを
どう思っているのかが気になっているのですが、気になっていることをパートナーに伝えたり、
話し合ったりすることは、パートナーを傷つけてしまうのではないか、自分自身は傷つくことになるのではないかと恐れています。
ある意味ではお互いにパートナーとの関係を大切にしたいと思っているし、思いやりがあるとも言えますが
「パートナーが傷つくことは言うべきではない」「うまくいってる夫婦には葛藤や問題はない」
と思い込んでいる可能性があります。
お互いに言いたいことがオープンに言えない、夫婦喧嘩しているカップルがうらやましい、
などの悩みを抱えています。
それぞれが少しずつ自分の気持ちや考えをパートナーに伝えられるようになることが
必要になります。
日本人は一番これに当てはまるのではないでしょうか?
佐藤はアメリカでNBAを観に行ったことがあって、NBAの試合の休憩中、テレビが観客を撮るんですが、日本人とアメリカ人の決定的な違いをそこで理解しました。
アメリカ人はカメラ向けるとみんな踊りだして自己主張します。小さい子供も臆せず、自分を出します。一方日本人は、顔を手で隠して恥ずかしがり、困惑しています。
佐藤もいざカメラ向けられたら恥ずかしがるんだと思いますが、日本人の多くは自己主張が本当に苦手です。自己主張が苦手な人、本当はこうしてほしいが言えない人にお勧めしているのは美容院でわがままを言ってみることです。
前髪をもう少し切ってほしい、もっとこうしてほしいを素直に言ってみることです。
常識の範囲以内なら、快く受け入れてくれるでしょう。
こうした、小さな成功体験を体験してみるのがいいと思いますよ。
佐藤も自分のお願いを言うのが苦手です。いつも美容院でこうしてほしいって
言えなかったんですが、言ってもどうにもならないし、むしろ快く受け入れてくれて
自分も納得できてお互いに気持ちがいいですよ。トイレで髪を直さずに済みますよ。
自分のこうしてほしいが言えると生きるのが楽になります。


アサーティブな表現では、自分の気持ちを伝えることの大切さを学びます。
アサーティブな表現もここで学びましょうね。
日本人は言わなくても察する文化があるので言わないという選択肢を選ぶ方が多いと思います。
パートナー同士だと限界があるので自分の気持ちを表現できるようになったら、より人生が豊かに送れるんじゃないかと思います。
あなたの人生がよりよい方向に向かいますようにお手伝い出来たら幸いです。