コミュニケーション改善の秘訣~その18~

こんにちは!離婚&夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
最近、夜は寒くなりましたね。そろそろ、暖かい毛布だしてくださいね^^
風邪ひきますよ^^佐藤はしょっちゅうソファでそのまま寝ています。(^^♪

さて、このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。
読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。

今日は夫婦・カップルにおいての非合理的思い込みについて書きたいと思います。
非合理的思い込みとは、一人一人の見方・考え方の中でも、アサーティブな言動を妨げ、非主張的な言動や攻撃的な言動を引き起こすことです。そして非合理的思い込みは、多くの人と共有されていることもあり、疑問を感じにくいのです。
自分自身のもっている非合理的思い込みに気づき、それを修正できればパートナーに対してよりアサーティブな関わりが出来ますし、自分自身のストレスも軽減できます。

では具体的に非合理的思い込みとはどのようなものでしょうか?
非合理的思い込み1
*パートナーが自分のことを愛しているのであれば、自分の気持ちや考えや欲求を言わなくても
察してくれるはずだ

日本人の夫婦間、カップル間において「言わなくてもわかってほしい」は、長年の察し合いの文化の中で生活し、はっきりと自己主張しないで人間関係を営んできたので、なじみのある考えでしょう。
しかし、これは日本人に限らず、実は欧米の夫婦にもみられる問題でした。
では、どうしてこのような物の見方・考え方は、非合理的思い込みといえるのでしょうか?
普段からこのように「いわなくてもわかってほしい」と考える人の多くは自分の気持ちや考えや欲求をパートナーにきちんと表現しない非主張的な言動があります。心の中では、パートナーが自分の気持ちや考えや欲求を理解してくれて尊重してくれることを期待していますが、パートナーが期待通りの反応をしてくれなかったときに非常にがっかりし、そのことも自分の中に抑えこんでしまいます。
パートナーには自分の気持ちや考え欲求は適切に伝わらないまま、時間が過ぎることになります。
この状況は
「言わない→伝わらない→がっかりする」「言わない→伝わらない→がっかりする」という悪循環に陥ります。中には、がっかりするだけではなくて、失望と傷つきから強い怒りを感じ、パートナーに攻撃的な言動をする人もいます。この状況は
「言わない→伝わらない→失望し、傷つき、怒る→真意が伝わらない→怒る」という厄介な悪循環に陥ります。
この非合理的思い込みの根底には、夫婦という関係やパートナーに対する過剰な期待があります。
時には「言わなくてもわかる」こともあると思いますが、現実にはユタの人でもない限り、頻繫に起こることもないでしょう。愛し合ってる夫婦でも、全く違う個性を持った人間なのですから、
「言わなくても伝わる」期待を手放し、過剰な期待から自分自身を開放することで、非主張的、攻撃的な自己表現ではなく、アサーティブな自己表現が増えていくでしょう。

どんなに愛し合っている夫婦でも、気持ちや考えや欲求を察することには限界がある。
パートナーが自分の気持ちや考えや欲求を常に察することが出来ないように、自分もパートナーの気持ちや考えや欲求を常に察することが出来ない。
パートナーが察してくれることを期待するよりも、自分から適切に表現する努力が大切だ。

どうですかね?このような見方や考え方、誰にでもあるのではないでしょう?
佐藤も言ってもわからないかなと言わないことも多いです、言わないと選択したならいいですが、
本心は言いたいのであればそれは非主張的ですよね。本心はかっこ悪い、みっともないとお感じなのかもしれませんが、夫婦間においては心も素っ裸でいいのです。
自分自身の非合理的思い込みから自由になり、夫婦間にとってよりプラスになる考え方を大切にしていてほしいと思います。
こころ2525サロンでは、自分を愛せるようになるワークや信念の書き換えワークも
ご用意しております。
みっともない、恥ずかしい、怖い、勇気が出ないなどパートナーに言えない場合は、まずはカウンセラーの前で練習してみませんか?
佐藤は頑張るあなたを精一杯応援致します^^
佐藤もみっともなくて、恥ずかしくて、怖くて、自分を愛せなかったです^^
完璧な人間は一人もいません^^みーんな、修行中ですよ^^