コミュニケーション改善の秘訣~その7~

こんばんは!夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
10月に入りましたね。今年もあと2か月、早いですよね。

このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。

読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。

アサーティブな自己表現はアイメッセージを使い、きちんと心の中にあることを伝えることでしたね。そして、パートナーはどんな気持ちなのか、どんなことを考えているのか関心を持ち、耳を傾け、理解しようとする姿勢が大切だということを前回書きましたね。

アサーティブな自己表現が出来る人は安易に妥協したり、パートナーを服従させようとするのはなく、めんどくさがらずにパートナーと話し合って歩み寄ろうという姿勢があります。
愛し合っている者同士でも全く異なる個性を持った二人の別々の人間なのだから考えや気持ちが異なるのはむしろ当然だと考えられます。常に自分が正しいという傲慢な自信ではなく、時には自分も間違うこともあるし、失敗もあるし、不完全な人間でパートナーは自分にはない、いいところがあるというような謙虚さです。そして、パートナーに肯定的なメッセージを上手に伝えられていることができること「ありがとう」「大変だったね」「大丈夫?」「それとっても似合っているよ」など、このような言葉がけが自然に無理なく出来るのです。
長期間にわたって、パートナーとよりよい関係を保てるカップルはこのような肯定的なコミュニケーションを取っているという事がアメリカの研究でわかっています。

大抵の人がアサーティブな自己表現は相手がそうでなければ(まずは相手がアサーティブな自己表現していることが前提)、実行できないと思うのではないでしょうか?
確かにそうかもしれません。
みんながアサーティブな自己表現が出来るのはあれば、わざわざアサーションについて
学ぶ必要もありません。
相手が非主張的な場合、どのように関わったら相手が心を開いてくれるのか、
反対に
相手が攻撃的な場合、どうしたら相手が落ち着いて話してくれ、自分の話に耳を傾けてくれるようになるのかその変化の鍵は自分自身が持つ必要があります。

アサーティブに自己表現したいと思っても、自分が何を感じ、何を考えているのか何を相手に伝えたいのかを意識化できなければ適切な言葉にして伝えることは出来ません。
そして、一人の人間として自分自身をよくわかっているという事です。
短所や長所、優れていることや劣っていること、成功したことや失敗したこと、自分自身の肯定的側面と否定的側面の両方のバランスをよく理解することが重要です。
こころ2525サロンでは、アサーティブな自己表現になる為のカウンセリングご用意しております。