こんにちは!離婚&夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
聴くことを妨げている要因についてどうですか?今日は要因5・6に入る前に
ちょっと復習をしましょう^^
このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。
読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。
さて、聴くことを妨げている要因5・6に入る前の復習です。
私達は誰でも感情的な機能と知性的な機能を持っているのですが、どちらか一方に偏っている人もいます。偏っている人はストレスや不安に直面した時に不適切な言動をしがちだと考えられます。
反対に両方の機能をバランスよく使える場合、ストレスや不安に直面しても、より適切に対処できる可能性が高くなります。このような人は自己文化度が高い人と言えます。一方偏っている人は
自己文化度が低い人だと考えられます。
自己文化度の高い人は、感情も理論も両方うまく使うことが出来ます。しかし、自己文化度の低い人は感情と論理のどちらか一方に偏っています。例えば、感情に偏っている人は、自分も気持ちや感覚を言葉にすることは自由に出来ても、論理的に考えたりまとめたりすることは苦手です。一方論理に偏っている人は、論理的に考えることは得意かもしれませんが、自分の気持ちや感覚を理解したり言葉に表現したり、パートナーの気持ちを理解し対処することは苦手でしょう。
結婚相手を選択する時多くの場合、感情優位な人と論理優位な人は惹かれ合います。
感情優位は人にとっては論理優位のパートナーは感情に振り回されないで物事を冷静に考えられる人として惹かれる一方で、論理優位のパートナーは、感情優位のパートナーがとても自由でのびのびしているように見えて惹かれるでしょう。
しかし、結婚後の日常生活の様々な場面から、二人のこうした違いは「魅力」から「不満の種」に変身します。例えば妻は夫が自分の気持ちを分かってくれないと不満を言い、夫は妻の話を一向に聴いていても問題は解決しないと不満を言います。そして、お互いが相手が自分のようになれば、二人の間の問題は解決すると考えています。つまり、妻は夫がもっと気持ちのやり取りを出来るようになる必要があると考えており、夫は妻が感情に流されずに冷静に考えられるようになる必要があると考えています。
カウンセリングという立場からしたら感情も論理もどちらも大切なものであって、お互いに相手に近づく必要があると考えます。
妻は感情に任せて話をするのでななく、少し冷静に論理的に考えられるようになること、そして夫は、理屈ばかり話をしようとしないで、妻の気持ちを理解したり自分の気持ちを表現したりできるようになることです。
「聴く」ことは、アサーティブなコミュニケーションを心掛ける上で非常に大切なのですが、
実際に日常的に取り入れることはそれほど簡単ではありません。
そして、あなたはパートナーとの会話の中で、相手の話を「聴く」ということをどのくらいしていますか?
コミュニケーションにおいては、自分の気持ちや考えや欲求を相手に伝える伝えることが大事なのはいうまでもありませんが、それと同じくらい、相手の気持ちや考えや欲求を理解し受け止めることも必要です。
「聴く」ことを理解し、あなたとパートナーが少しでも今よりいいコミュニケーションが出来ましたら佐藤はこれほどうれしいことはありません^^