コミュニケーション改善の秘訣~その27~

こんにちは!離婚&夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
パートナーと問題や葛藤に直面した時、パートナーを変えようとすると余計な力が加わり、うまくいきません、パートナーを思い通りに変えようとするのではなく、自己理解を深めること、そしてパートナーの気持ちや考え方をパートナーの立場に立って理解しようとすることが大切になります。こちらのカウンセリングにはそのようなワークをご用意しておりますのでお気軽にお問い合わせください^^

さて、このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。

読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。

昨日は、パートナーに肯定的なメッセージをどのくらい送っていますか?という内容でしたね^^
肯定的なメッセージを増やすことは確かに容易ではないですが、パートナーの良いところだと思っていること、日頃から感謝していること、こういうところはすごいなとか、ここはこんな風に頑張っているなと思っていること、心配していること、そのようなことを具体的に伝えることです。
例えば、「家族にために大変な仕事を頑張ってくれて、いつも感謝しているよ」というように、パートナーの具体的な行動に触れながら伝えていく事が大切です。
パートナーに対して肯定的なメッセージが伝えられるようになるエクササイズをしてみましょう。
*パートナーに肯定的なメッセージを伝えよう
これまでのあなたとあなたとの関係を思い浮かべながら、以下のそれぞれの事について書きだしてみましょう。大きなことを書く必要はありません。ごくごく日常のことでよいです。
「そんなことをするのはパートナーの間では当たり前ではないの?」という考えはわきに置いておきましょう。

パートナーに言葉のプレゼントをしてみよう^^

1:パートナーがあなたの為にしてくれていることを10個書いてください。
例:家族にために働いてくれている  など
2:パートナーに感謝していること、「ありがとう」という気持ちはあっても、普段は言ってないことを10個書いてください。
例:朝のゴミ出し  など
3:パートナーに謝りたいこと、申し訳ないと思っていること、「ごめんね」と言いたいことを10個書いてください。
例:仕事が忙しくてなかなか家に帰れないこと など
4:パートナーが頑張っていること、大変だなと思う事を10個書いてください。
例:家事と仕事の両立 など
5:パートナーの良いところ、好きなところ、褒めてあげたい良いところを
10個書いてください。
例:子供の面倒見てくれるところ  など
6:1~5の中でパートナーに直接言葉で伝えるとしたら、どれを選びますか?そして、それを実際にパートナーに伝えるとしたら、どのように伝えますか?セリフを作ってみてください。

どうでしたか?なかなかおもいつかないですし、なんだか恥ずかしいし、照れくさい感じがしますし、人によっては負けたような気がする人もいますよね^^
肯定的なメッセージで大切な事は余計な一言を付け加えないことです。「あなたのこういうことはダメだけど……」など、否定するような前置きをしてからプラスのことを伝えても、パートナーに対する肯定的な気持ちは伝わりませんし、言われたパートナーも混乱します。
面と向かってプラスのことを言いにくい場合は手紙やメールで伝えるという方法がよいでしょう。
直接パートナーに言えるようになるのが1番いいですけどね^^
あなたが頑張って肯定的なメッセージを伝えてもパートナーはすぐにそれを受け入れてくれることは少ないと心得ましょう。うまく伝わらないからと言ってすぐに諦めていては何も変わりません。
パートナーが怪訝な顔をしたとき、腹を立てたり、がっかりする気持ちを横に置き
「いつも言わないことを急に言ってそんな風に勘繰るのも無理はないと思う、でも、普段思っていること言わないと伝わらないし、大切な事だからなおさら伝えようと思って言ってみたんだ」と伝えてみるのはどうでしょうか?
そう言ってみた時、あなたの思いはパートナーに少し伝わりやすくなるでしょう、そしてあなたとあなたの大切な方が今より笑顔でいられましたら、佐藤はこれほどまでに嬉しいことはありません^^