コミュニケーション改善の秘訣~その19~

こんにちは!離婚&夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
今日は日曜日ですが、今週はどんな週末でしたか??
非合理的思い込みについて書いていますが、いかがですか?自分自身がもっている
非合理的思い込みに気づき、それを修正することが出来ればパートナーに対してより
アサーションな関わりが出来るようになりますし、何より自分自身のストレスも軽減されます。

さて、このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。
読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。

ほとんどの人は、夫婦・カップル関係に関する非合理的思い込みを持っています。
それは自己表現にどのように影響しているのでしょうか?また、そのような物の見方・考え方
の癖をどのように修正することが、アサーティブな言動につながるのか今日も説明しますね。
非合理的思い込み2
*うまくいっている夫婦には葛藤や問題はない
長年にわたって良好な関係を保ち続けている夫婦は、いつも仲よくしていて、パートナーとの関係に葛藤を感じたり、二人の間で問題が生じることはない、といった非現実的はイメージがあるようです。このイメージは映画やテレビなどのマスメディアの影響によるものかもしれません。
現実は夫婦は日々の問題や葛藤に直面し、それを克服していかなればなりません。
長年仲睦まじく連れ添った夫婦であっても、すぐに関係が破綻してしまう夫婦でも、実は同じような問題や葛藤に直面しています。嫁姑問題、子育ての問題、家計のやりくり、セックスレスなどです。
もし「うまくいっている夫婦には葛藤や問題はない」とかたくなに信じていると、パートナーと異なる考えを自分が持っていたとしても、きちんと表現せずに自分の中にとどめてしまい、非主張的な自己表現になる可能性があります。それが、パターン化すると「自分さえ我慢せればいいんだ」と自己犠牲的生き方につながるかもしれません。一方、自分の考えをパートナーに押しつけて支配的に振舞うことで葛藤や問題を回避しようとするのです。こうして攻撃的な自己表現になる可能性もあります。また、このような非合理的思い込みを持っていると、夫婦間に起こって当然の問題や葛藤を深刻に考えすぎて、ひどく落ち込んだり、あるいは強い怒りをかんじることにもつながります。ですので、映画やテレビなどの理想化された夫婦イメージに振り回されることなく、次の見方に変えてみてください。
⁂うまくいっている夫婦であっても、時に葛藤を感じたり問題が生じたりすることはある。大切なのは、それを早く認識し、解決のために話し合ってください。

いかがでしたか?アサーショントレーニングでは、「非合理的思い込みだから変えなければならない」とは考えません。「変えなければならない」と考えてしまうことが新たな非合理的思い込みになってしまう可能性があるからです。
でも、もし二人の間で問題を振り返って、非合理的思い込みを変えた方がプラスになるなら、変えたらいいのです。
ご夫婦お二人が幸せに暮らせたら佐藤はこれほどうれしいことはありません^^