コミュニケーション改善の秘訣~その10~

こんばんは!離婚&夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
先日、那須温泉神社に行ってきました!国家の歌にもあるさざれ石があるそうですが
当たり前にありすぎてスルーしちゃってました。なでなでするとご利益があるようです。

今日もアサーションについて書きたいと思います。アサーショントレーニングが日本に来たのは
1980年代です。佐藤は1980年生まれで38歳になって初めて聞いた言葉だったんですが皆さんはいかがでしょう?
非主張的、攻撃的、アサーティブと自己表現の3つのタイプについて書いていきましたが
いかがでしょうか?自分自身の自己表現についてはどうでしたか?
100%非主張的な人はいないし、100%攻撃的な人、100%アサーティブなひともいません。
自己表現の仕方は相手や場面によって変わりますし、職場と家庭でも変わりますし、
上司や部下、家族などさまざまです。
よりアサーティブになるために、大事なことは自分は誰に対してどのような自己表現をしているか、そして、パートナーに対してはどのような時に攻撃的になり、どのような時に非主張的になるのか、など これまでの二人の関係を振り返り、理解することです。そして、100%アサーティブになることを目標にするのではなく、まずはどこをどんなふうに変えていきたいか焦点を絞ることです。少し練習していきましょう。
①パートナーに非主張的になる場面、攻撃的になる場面をそれぞれ10個書きましょう。
そして、アサーティブになれた場面も10個書きましょう。
②非主張的になってしまう場面と非主張的になる場面について、よりアサーティブな自己表現に
変えていく場合、比較的に簡単に出来そうなものからアサーティブな自己表現にするのが難しそうなことに難易度をつけてみましょう。
目標を高く掲げるより、小さな変化を積み重ねていく事が大切になります。
難易度が低いものを取り組んだ時、自分はどのような感じになるのか気持ちを感じましょう。
それを感じながら難易度の低いものから取り組みましょう。

夫婦の問題は自分から見たパートナーの問題にばかり焦点をあて、パートナーを自分の思い通りに変えようとして、かえって関係を悪化させていることがほとんどです。
そうではなくて、まずは自己理解を深めること、そして、パートナーの考えや気持ちをパートナーの気持ちになって理解することが大切です。そのうえで、まず自分自身で小さな変化を起こしてみることです。それによって二人の関係が変わるかもしれないし、最終的にパートナーも変化するかもしれません。
自分自身、パートナー、二人の関係を見つめ直し少し前向きに取り組むことになれば佐藤はとても嬉しく思います。