コミュニケーション改善の秘訣~その46~

こんにちは!離婚&夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
パートナーの話を聴いてほしいと思ったら話を聴いてもらえるように自分自身が工夫することも
大切です。単に自分の気持ちや考えや欲求を言葉をするだけでは足りないんです。


さて、このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。

読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。

自分の話を聴いてほしい気持ちが強い時、ついパートナーの状況を無視して話をしてしまう人がいます。自分の心に思い浮かんだことを次々としゃべり続ける人がいますが、一方的に話す方はストレスを発散することはできますが、何を伝えたいのか、何を共有したのかパートナーになかなか伝わりません。なぜならば、本人の中でも明確ではないからです。このようなことが多くなるとパートナーは次第にうんざりしてしまい、ついには聴いてるようなそぶりをして聞き流すようになったり、あるいはパートナーから「もう聴きたくない」という反応をするかもしれません。
ですので、時には自分自身に「自分はパートナーに何を伝えたいんだろう」「どうしたらパートナーに伝わるだろう」と問いかけてみる事は必要かもしれません。
また、どんなに愛情豊かなパートナーであってもすごく疲れていたり、忙しかったりすると話を聴くのも容易ではありません。パートナーがそのような状況の時は、話の本題に入る前に、例えば
「ちょっと聴いてほしいことがあるんだけど、今いい?」「5分でいいから話を聴いてもらえるかな?」と頼んでみる必要があるかもしれません。つまり、自分がパートナーに話を聴いてほしいと思っていることをアサーティブに伝え、パートナーの状況や気持ちを確認したうえで、自分が聴いてもらいたいことを話すのです。
このように夫婦も会話は非常に重要であることは間違いはありませんが、毎日夕食の後にじっくり1時間話をするという姿を夫婦の理想と考えていると、多くの夫婦は希望を見いだせないでしょう。
時間をかけて話すことも時には大切ですが、日々の忙しさの中ではそれは非常に難しいことでしょう。もし、じっくり話をする時間が取れなくて困るようであれば、まずは1週間1回でも、5分でも二人で話す時間を持つと決めるとよいでしょう^^
二人の間で問題が生じた時、大小関係なく、お互いの愛情や情熱だけで乗り越えるのは困難です。
では、お金さえあれば、夫婦が幸せに暮らしていけるという単純なものでもありません。
何が必要になってくるのか、それは自分自身を自分がよく理解出来ていること、パートナーの事も理解できていること、そして大切なのは夫婦で建設的なコミュニケーションが出来ていることだと
思います。このブログがあなたの自己理解のきっかけになり、大切な人との関わり方を見つめ直すきっかけとなれましたら佐藤はこんなに嬉しいことはありません^^