こんにちは!離婚&夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
「聞く」「聴く」「訊く」の違いはだいたいわかりましたかね?わからない人は
コミュニケーション改善の秘訣~その28~参照してください。
聴くときには相手の感情を汲み取りながら聴くといいかもしれませんね^^
初めから100点で出来る人はいませんから、できることからやってみましょう^^
さて、このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。
読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。
このように「聴く」ことは、アサーティブなコミュニケーションを心掛ける上で非常に大切なのですが、実際に日常的に取り入れるのは簡単な事ではありません。なぜでしょうか?
聴くという事を妨げる要因が大体10個ほどあるので、1つ1つ見ていきましょう^^
聴くことを妨げる要因1
*聴くことに対する誤解
パートナーの話を「聴く」ことは、パートナーの気持ちや考えや欲求を理解しようとすることであり、それは、パートナーを大切にし尊重することです。実は多くの人は「パートナーのことを理解して尊重したら、パートナーの言うとおりにしなければならなくなるのはないか」や、「自分の意見を言いにくくなるのではないか」という疑問を持ちます。
他にも「パートナーの話を聴くのは、負けるような気がして嫌だ」という人もいます。
つまり「聴く=同意する」「聴く=従う」「パートナーを尊重する=自分を抑える」
というイメージがあるようです。これは、大きな間違いになります。
パートナーの話を聴いて理解できたとしても、それが自分の考えや価値観に合わなかったり、葛藤を感じたりすることもあると思います。そんな時のは、無理やり自分を納得させてパートナーに合わせるのではなくて自分の心にあることを表現してよいし、パートナーに「私の話も聴いて欲しい」と言っても良いのです。以前にもお伝えした通り、アサーション権はあなたにもパートナーにもあるものなので、「聴いてもらう権利」もお互いにあるのです。
コミュニケーションにおいては、自分の気持ちや考えや欲求を相手に伝えることが大事なのは言うまでもありませんが、それと同じくらい、相手の気持ちや考えや欲求を理解し受け止めることも必要です。自己理解を深め、パートナーとの関係を振り返り、変えてみてもいいなと思えば小さなことから変えていけばいいのです。人生は長いですから、パートナーの表の部分(いいところ)を見続けてそこに感謝できるようになれば佐藤はこれほどうれしいことはありません^^