こんにちは!離婚&夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
このブログは夫婦だけではなく、これから結婚を考えているカップルにとっても
自分たちの関係や考え方を見つめ直すきっかけにもなると思います。
このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。
読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。
さて、前回は聴くことを妨げている要因7を書きましたね^^
話を聴いてほしい気持ちが強いと自分の事に意識が向きパートナーの話を聴いて理解しようとする気持ちが薄れてしまいます。今日も見てみましょう。
聴くことを妨げる要因8
*パートナーは話さない人と決めつけている
「私のパートナーは普段から口数が少ない人で、自分から話そうとしない人だ。だから、パートナーの話を聴く必要性を感じていない」という人もいます。確かに普段から口数が少ない人は男女問わず、います。しかし、時に二人の関係性から話す気を無くして口数が少なくなっている人もいます。普段から口数が少ない人の中には、自分の気持ちや考えや欲求を言語化するのに時間がかかる人がいます。したがって、少し待ってあげる必要があるのですが、パートナーの方が口数が多く待つことが苦手な人だと次のような悪循環に陥ってしまうかもしれません。
妻「子供の受験についてのことだけど、どう思ってる?」
夫「う~~~ん」
妻「言わなきゃわからないよ」
夫「……」
妻「もう、いつも黙っていないで何か言ったらどうなの?」
夫「……まあ……僕としては……」
妻「もう!じれったい!ぐずぐずしてないで、もっとはっきり言ったらどうなの?」
夫「いや~だから……」
妻「もう!!イライラする!」
妻からすれば夫が話してくれないことが問題なのですが、夫からすれば話そうとすると妻に話を遮られて聴いてもらえない、という体験になってしまっています。
パートナーがあまり自分の気持ちや欲求や考えを言葉にしない人だったとしたら、もともとのパートナーのパーソナリティの特徴の問題にしないことです。パートナーに対する決めつけからパートナーの話を遮る癖がついていて、パートナーが話す気が無くなっていないかどうか、一度チェックしてみるとよいでしょう。妻とは口数が少なくても第三者が関心を持って耳を傾けようという態度を取り続けていると自分の気持ちや考えや欲求を話し始めることがあります。口数が少ない人の話を聴くのは時に忍耐が必要になります。
一方的にしゃべる続ける人の話を聴き続けることに忍耐が必要なのと同じかもしれません。
「聴く」ことは、アサーティブなコミュニケーションを心掛ける上で非常に大切なのですが、
実際に日常的に取り入れることはそれほど簡単ではありません。
そして、あなたはパートナーとの会話の中で、相手の話を「聴く」ということをどのくらいしていますか?
コミュニケーションにおいては、自分の気持ちや考えや欲求を相手に伝える伝えることが大事なのはいうまでもありませんが、それと同じくらい、相手の気持ちや考えや欲求を理解し受け止めることも必要です。
「聴く」ことを理解し、あなたとパートナーが少しでも今よりいいコミュニケーションが出来ましたら佐藤はこれほどうれしいことはありません^^