こんにちは!離婚&夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
「聴く」という事がどれくらい出来ているか自己理解深めることはできましたか?
このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。
読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。
さて、前回は聴くことを妨げている要因6を書きましたね^^
お話し好きな人の中には心の思うままに伝えることは得意だけれども話があちこち飛躍して、
相手にわかりやすく伝えることが苦手な人も少なくありませんということでしたね。
今日も聴くことを妨げている要因についてみてみましょう^^
聴くことを妨げる要因7
*話を聴いてほしい気持ちが強すぎる
自分の話をパートナーに聴いてほしい、理解してほしいという気持ち自体は、極めて自然で大切な事です。しかし、その気持ちが強すぎると、自分の話を聴いてもらう事ばかりに意識が向き、パートナーの話を聴いて理解しようとする気持ちが薄れてしまいます。
パートナーを頼りにすること、甘えることはあっても良いのですが、「自分も相手も大切にする」という観点からすると、パートナーに話を聴いてもらう事と同じくらい、パートナーの話を聴くことは重要です。
こんなエピソードがあります。ある夫婦がいて夫は妻の話を夕食を食べながら聴きます。
子供のこと、ママ友のこと、テレビ番組のこと、1時間くらい聞いた後、夫が妻に仕事の話をしようとすると妻は「私、仕事のことはわからないから」といい、食器の後片付けを始めます。夫は自分の話はいつ聴いてくれるんだろう?と疑問を感じます。
もしかしたら、この男性は妻に自分の話を聴いて欲しいとアサーティブに伝えきれていないのかもしれません。しかし、妻も夫の話に耳を傾ける姿勢は必要かもしれません。
男性は自分が直接かかわらないママ友の話を聴いて理解しようとしているわけですから。
ちなみに、パートナーに話を聴いてほしいという気持ちは、どちらかというと女性の方が強く持っていると思われていますが最近では男性にもそのような気持ちを持っている人が増えたようです。
夫婦は楽しいこと、
嬉しいことだけを共有しているのでは絆は深まりません、時には傷ついたり、傷つけられたりという経験を経て、お互いにわかり合うことを通して本当の夫婦になっていくのです。一緒に人生を共にすると決めたパートナーですのでお互いに自分らしさと相手らしさを大切にして歩いていけるようになりましたら佐藤はこれほどうれしいことはありません^^