コミュニケーション改善の秘訣~その6~

こんばんは!夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
最近、もののけ姫をまた観ています。ジブリ作品何度見ても飽きないですよね。

このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。

読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。

さて、今日はアサーティブな自己表現についての事を書きたいと思います。
やっと、ここまで来ましたね。これまで非主張的な自己表現と攻撃的な自己表現について
でしたが、これらと異なるのはアサーティブな自己表現です。これは、自分の気持ちや考えや
欲求を率直に正直に表現し、なおかつ相手にも関心を持って、相手の気持ちや考えや欲求を大切にし理解しようとする、自他尊重もコミュニケーションです。I’m OK. You are OK.と表現できます。
「私はこう思う」・「私はこんな気持ちなんだ」・「私はあなたにこうしてほしい」・「私はあなたにこれはやめてほしい」など、きちんと自分の心の中にあることを伝えます。このように「私は」を主語にして表現して表現する伝え方をアイ・メッセージ”I message”(私はメッセージ)と言います。一般的に日本人は英語ほど主語を明確にして話しませんが「私」を意識して伝えることは
とても重要です。

こうして、自分の心の中にあることを伝えるという点だけに注目すれば、攻撃的な自己表現と変わらないのかもしれません。しかし、アサーティブな自己表現は「自他尊重」がベースにあるので
パートナーはどんな気持ちなのか、どんなことを考えているのかに関心を持って、耳を傾け理解しようとします。つまり、「表現する」「伝える」だけではなく、「聴く」「理解する」「受け止める」ことも大事にします。「私はこう思うけれどあなたはどう思う?」「僕はこんな風に感じるけど君はどう感じる?聴かせて」など、パートナーの自己表現を引き出し理解しようとします。

感情的に相手にいうのではなく、アイメッセージを使い、自分の気持ちを素直に伝えるだけでも
パートナーとのコミュニケーションは変わります。
感情的に相手に伝えても、その感情だけが相手に伝わり、気持ちがわかりづらいのです。
そして、アイメッセージは自分の気持ちがどう感じるのか、自分がどう思っているのか
自分自身を見つめ直す必要があります。そして、自己信頼がとても重要になってきます。
こころ2525サロンではアサーティブな自己表現をするためのカウンセリングご用意
していますのでご興味ある方はお問い合わせください。

まだまだ、アサーティブな自己表現についての事はありますので次回もアサーティブな自己表現について書きますね。