こんにちは!夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
皆さん、季節の変わり目は体調崩しやすいので、しっかり体調管理してくださいね。
体が元気だと心も元気になりますからね。ビタミンしっかり摂って下さいね。
さて、このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。
読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。
今日は攻撃的な自己表現について書いていきたいと思います。
攻撃的な自己表現は非主張的な自己表現とは対照的で自分の気持ちや考えや欲求は
率直に表現するのですが、その反面、パートナーの気持ちの気持ちや考えや欲求を
考慮しなかったり踏みにじったりするような自己表現です。I’m OK. You are not OK.
という自己表現です。自分の言いたいことを言うという点では自己主張出来ているのですが、
パートナーの気持ちや考えや欲求を理解しよう、大切にしようという意識が十分ではありません。
そして―パートナーを思い通りにしようと思っていることもあります。
攻撃的な自己表現をしがちな人の中には、気づいている人もいて「どうにか直したい」と
思っている人も少なくありません。「いつも口調がきつくなってしまう」「つい説教してしまう」
と感じており、自分のコミュニケーションに満足しておらず、もっと、パートナーとよりよい関係になりたいと思っています。ですので攻撃的な自己表現をしがちな人は「自分は言いたいことを言っている、だから、言いたいことがあるんだったら、言わない相手が悪い」と自分を正当化して適切に自己表現できていると勘違いしている人もいます。
最も攻撃的な自己表現は、暴力をふるう、大声で怒鳴る、いわゆるDVですね。(DVは犯罪ですので当たり前ですが人にしてはいけません)
アサーションでの攻撃的な自己表現はもう少し広い意味で使われます。
パートナーの話を聴かない、ばかにする、説教する、けなす、陰で悪口を言う、そして
表面的には丁寧に接しているけれども、陰で悪口を言うです。
いわゆるモラハラです。ちなみにですが、モラハラをする人はターゲットを一人決めて
その人以外にはとても常識的にふるまいます。だから、周りにはいい人だと思われていることが多くてモラハラを受けている人以外にはその被害に気づかれません。(モラハラも犯罪ですので当たり前ですが人にしてはいけません)
攻撃的な自己表現をしがちな人の中には、人間関係のストレスを抱えている人も少なくありません。些細なことでもイライラしがちですのでお酒やたばこの量も増えます。攻撃的な自己表現によって相手を押さえつけることが出来たとしてもパートナーがそのような関係に耐えられなくなり、
別れを選択してしまうという事態にもつながりかねません。
一番大事な人を思い通りにしようとすることで皮肉にも一番大事な人を失うという結果になってしまうのです。
攻撃的な自己表現をすることによってパートナーが別れを選ばなくても「自分は大切にされていない」「いつも責められてばかりで傷つく」という思いを募らせ、信頼感も愛情も薄れていくでしょう。
力によってパートナーを思い通りにするっていうのは誰も幸せになりませんね。
誰しもがパートナーが自分の思い通りになってくれたらいいのにと思いますが、人それぞれ生きてきた道も
出会ってきた人も違いますから、お互いに考え方も生き方も違うと考え、相手の気持ちに耳を傾けることも大切ですね。次は攻撃的な自己表現になる要因を書いていきたいと思います。
今日もこのブログを読んでくれた方が笑顔でいられますように^^
読んでくれてありがとうございます。また、次回^^
3つのタイプの自己表現とその特徴 日本・精神技術研究所