こんばんは!夫婦問題改善専門カウンセラーの佐藤加奈子です。
季節の変わり目は眠いですよね。体調崩しやすいので気を付けてくださいね。
さて、このブログでは離婚、夫婦問題で悩まれている方、
また恋愛についてお悩みの方に有益な情報をお伝えしたいと思います。
読んでくれる方がより良い人生になるように、お手伝いが出来たら幸いです。
アサーションは「自分も相手も大切にする自己表現」でしたね。
そして、アサーションは3つのタイプの自己表現がありましたね。
「非主張的」「攻撃的」「アサーティブ」この3つでしたね。
昨日は「非主張的」な自己表現を話しましたね。I’m not OK. You are OK.と
表現することが出来て、本音を言わず、本音を気づいてないあの人が悪いと
相手の責任にしてしまうことでしたね。
ある日突然離婚を突きつけたりする人の多くが、長年疑問や不満を表現してこなかった
それか、本人は表現したつもりでもその伝え方が不明瞭で率直でない為にパートナーが気づいてない可能性があります。
非主張的な自己表現は相手に合わせたり自分の気持ちや考えをはっきり言わないことで
、短期的には問題を解決するように見えますが、問題を先送りしたり、二人の関係にとって
マイナスになったりすることもあります。
非主張的な自己表現になる要因について考えてみましょう。
その理由は様々ですが、よく見られるものをあげます。
まず第一に葛藤を避けたい気持ちが強すぎるということがあります。
パートナーと葛藤を避けたいと思うのは極めて自然なことです。葛藤を避けたい気持ちが強すぎるとパートナーの考えや欲求を抱いてもきちんと表現しなかったり、自己表現も非主張的になりがちです。
次に嫌われたくない気持ちが強すぎることです。パートナーに嫌われたくないと強く思い、自分の本当の気持ちや考えを表現しなかったりします。それが習慣化すると自分でも自分が何を感じ、考え、望んでいるのかわからなくなります。
そして、察してほしい気持ちが強すぎることです。パートナーには自分の気持ちや考え、欲求をわざわざ言葉にして言わなくても察してわかってほしいと思う人は多いです。愛情に期待しているのです。しかし、長年にわたっていい関係を続けている二人でもパートナーの気持ちや欲求を的確に察している人はほとんどいないと思います。そして、それを求めてもほとんど失望で終わるでしょう。そして、皮肉にも察してほしい気持ちが強い人は自分の気持ちや考え、欲求を言葉にしないだけではなく、無意識に表情や態度の出さないようにしていたり、本心とは反対の行動をしたり、言葉を言ったりしていることがあり、パートナーにますます気づかれにくくなるという自己矛盾に陥ってる人もいます。
また、自己犠牲を払いすぎていることも少なくありません。パートナーが優先されて当然と考え、パートナーに対して服従的になってしまう、男性は仕事のために自己犠牲を、女性は子供のために自己犠牲を強いられてきた面があるでしょう。
他にも、パートナーとのパワーの差を感じていると「結局、最後はパートナーとの言う通りになってしまう」「どうせ何を言っても無駄」と思い、自己表現しようとする気が無くなってしまいます。このパワーバランスの問題は色々な形で現れます。例えば、専業主婦で経済的に負い目を感じていると夫に対して非主張的になりがちです。また、奥さんの発言量に圧倒され、言い負かされる夫も非主張的になってしまいます。
また、自己評価は低く自信が持てないことも、非主張的な自己表現につながります。
自分の考えていること、自分の感じている気持ちや欲求は取るに足らないものと過小評価したり、
大切にされなくても仕方がないと諦めがちで、それゆえ、自分の中に抑えこんでいます。
そして、「ダメな自分」というマイナスの自己イメージが強くなっていく可能性があります。
自分の気持ちや考えを率直に表現しないと徐々にストレスや怒りが溜まるし、パートナーに
自分の事も理解してもらえず、プラスになることはないですね。佐藤も結婚している時、我慢ばかりして結局その我慢は一人よがりでしたから、アサーティブな表現を使って自分の考えを言う事が
いいでしょう。
明日は攻撃的な自己表現についておはなししますね。
3つのタイプの自己表現 日本・精神技術研究所